この同好会について

 「あいち法教育同好会」という、何とも大袈裟な名前をつけたのは、私の地元である愛知県で、法教育を自由に語れる場がほしい、法教育を世の中に広めるため拠点を作りたいという想いがあったからです。
 多くの都道府県では、それぞれの地域にある弁護士会内の委員会が、「法教育」を普及させるための活動を行っています。私も、20年以上、弁護士会の委員会に所属してきましたので、それぞれの委員が精力的に活動していることも知っています。ただ、弁護士会での活動は、どうしても「弁護士が行う」法教育になりがちですし、弁護士会の広報的な意味合いが強くなります。それはそれで大切な活動だということはもちろん承知していますが、その活動に身を投じつつも、法教育にはいかなる意義や力があるのか、子どもたちに広く法教育を広めるにはどうすべきかというような観点から法教育に向き合いたいと、長い間考えてきました。

 弁護士会の委員会では、若い弁護士が十二分に活躍しており、その活躍の様子や活動の方向性などを俯瞰的に見る限り、ここ数年、私の役割は終わったと感じることが多くなりました。そこで、この機会に、委員会を飛び出して、自分の向き合いたいテーマに沿って、法教育に関わっていこうという決断しました。
 最初のうちは、このテーマを扱っている研究室やゼミがないかとか、「弁護士・弁護士会」という垣根を越えて、法教育について語り合う場がないか探してみたりもしたのですが、身近にそういう集まりは見つけられませんでした。「じゃあ、自分で作っちゃおうかな」と…。我ながら、安易ですね(笑)。

 そんなわけで、現時点では、組織としてどうしようかを考えるどころか、拠点が存在する訳でもなく、メンバーを募る準備もできていません。要するに、単なる「趣味のページ」の域を出るものではありません。
 ただ、法教育に興味を持って下さった方々で定期的に集まり、子どもたちの未来のために何が必要か、そのためにどんな教材でどんなことを子どもたちに伝えるか、そして法教育に対する理解を広げるためにはどうすれば良いかというようなことを語り合い、実際にそのための活動をする発信地にできたら、どんなに幸せなことかと考えています。
 どこまで、何ができるか、やってみなければわかりませんが、このホームページを見て「法教育っていいな」と感じていただけた皆さま。いつか、お声かけをさせていただくその時まで、どうかお待ちいただければと思います。

 どうぞ、よろしくお願い申し上げます。